KINJIRUSHI FOR THE WORLD

世界の金印

世界中にWASABIを発信
2013年に「ユネスコ無形文化遺産」へ
“和食”が登録されたことから、
さらに世界への広がりが期待されています。

世界70カ国以上に広がる「WASABI」

食のグローバル化や健康志向の高まりを背景に、わさびは今では世界中で食されています。金印では、現在70カ国以上と取引を行っており、わさびの価値を世界に広める活動に注力しています。

わさびからWASABIへ

海外で粗悪なわさびが横行

1970年代末に日本人の平均寿命が主要国の中でトップに躍り出ると、日本食に対する関心が高まり、80年代初頭からアメリカの主要都市で「寿司ブーム」が起こりました。寿司レストランの店舗数は急速に増加したものの、粗雑な寿司が提供されている傾向が見られ、わさびに関してもただ辛いだけの粗悪品が当たり前のように出回っていました。海外でも本来のわさびの美味しさを広める必要がある。「優良なわさびを全米に供給する」ため、金印は他社に先駆けて海外に進出し、1984年にロサンゼルスに営業拠点（現 K.W.I.）を設立しました。当初は外国の方のわさびに対する認識は「緑色で辛ければ何でも良い」というものでした。そこで当社は「わさびは日本原産で固有の香辛料であること」「健康的にも優れた食材であること」などのわさびの特徴や、醤油に溶かずネタにつけて食する正統的な食べ方を広めるなど、わさびの本質的価値の啓発に力を注いできました。

1984年

ロサンゼルス
駐在所を開設
1994年

国内に海外事業部を
設置
2014年

米国現地法人
K.W.Iを設立
2019年

ドイツ現地法人
K.W.Eを設立

WASABIの美味しさを世界へ

1994年には、海外事業部（現国際事業部）を設置し、アジア・オセアニア地域に海外向け商品の輸出を開始しました。また、ヨーロッパでの日本食ブームに対応して2001年には、わさびの啓発活動として、積極的に展示会に出展し、本格的な輸出を開始しました。また、2014年には米国にKINJIRUSHI WASABI INTERNATIONAL Co.,Ltd.、2019年にはドイツにKINJIRUSHI WASABI EUROPE GmbHを設置。このように着実に海外市場への展開を広げ、現在は世界70カ国以上と取引を行っています。
金印グループは、「世界中の食卓にわさび」を提供できるように、「WASABI」の美味しさを世界に発信していきます。