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本わさびのこだわり
金印は国産原料にこだわり、国内の契約農家の
皆さまとともに妥協のない原料づくりを行っています。
また、金印独自のノウハウを活用し、
様々な新品種・系統の開発を行っています。
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国産原料へのこだわり
加工わさびの原料は海外産が使用されることが一般的な中、金印は国産原料にこだわり、国内の契約農家の皆さまとともに妥協のない原料づくりを行っています。金印は、生産農家の皆様とのコミュニケーションを何よりも大切にしています。全国のわさび畑を訪問し、課題に耳を傾け、一緒になって解決方法を探ります。また、土づくりや苗づくり、新品種開発、新産地開拓、わさび農家への就農支援なども行っています。
本わさびの新品種・系統の開発
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原料にこだわる金印では、香り・辛味に優れ、病気にも強い理想の本わさびの品種開発に取り組んでいます。金印独自のノウハウを活用し、畑栽培にも適した「みつき」やすりおろした時の色味や香りに優れた「伊豆小金」など、様々な新品種・系統の開発を行っています。
本わさびの
こだわり国産原料
「白板孝子」さんの
本わさびとの出会いからわさび作りまで
本わさびとの出会い
父がわさびの仲買いの仕事をしており、私が生まれた時から周りにはわさびがあるのが当たり前でした。その頃はまだ、わさび栽培はほとんど行っていませんでした。栽培を本格的に始めたのは私の代からです。本格的にわさび栽培を始めたきっかけは金印の小林元次初代社長でした。その頃金印は粉わさびを主に取り扱っていたのですが、生わさびにも力を入れたいとお誘いを受け、資金の援助を行っていただき、わさび栽培を始める事が出来ました。
清らかな水での本わさびの栽培
わさび栽培は苗から始まります。金印さんや静岡県から実生の苗を仕入れ、4~10月の期間で少しづつ苗を植えていきます。秋頃になると静岡の苗がなくなってしまうので地元から仕入れたり、金印さんの品質の高いバイオ苗を仕入れたりします。わさびは、お米などと違い一度に収穫するのではなく、長期間にわたって徐々に収穫します。最近ではハウス栽培を行う事で、わさびに適した水温を保てるようになり、1年をとおして質の良いわさびの収穫、栽培が行えるようになりました。
わさびは苗を植えてから収穫するまで1年2カ月~1年半かかります。
繊細な本わさびづくり
わさびはとても繊細な野菜です。光を浴び過ぎてしまうとダメになってしまい、日陰の方が育ちます。かといって全然光を浴びせないと小さいものしかできません。米の反比例とよく言われるように、米が豊作の年はわさびは不作、わさびが豊作のときは米が不作になっています。水温は13℃~15℃間で一定を保たなければなりません。また畑の水位が高いとエビが発生してしまい、わさびを食べてしまったり青みどろやコケが生えてきて、わさびが育つ邪魔をしてしまいます。雪が多い年は水位が増えてしまうので管理が大変です。このようにわさびづくりは自然との闘いでもあります。