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CULTIVATION OF NEW CROPS

新規作物栽培

北海道の広大で肥沃な大地を活用し、わさび以外の作物の栽培に取り組んでいます。企業ならではの大規模農業を実践し、人手や設備投資が必要な作物を主体に栽培しています。また自治体と連携し、未活用公用地を活用するなど、地域振興や産業創出を推進しています。

長年のわさび栽培で
培った技術を生かし、
品質に
優れた加工用原料を栽培します

金印の栽培事業の特徴

北海道での大規模農業

当社は1960年より60年以上にわたり北海道網走で加工わさびの原料栽培を手掛けており、広大で肥沃な大地の恵みを生かした大規模農業を展開しています。北海道産原料は世界的にブランド価値が高く、最終製品へ高い訴求力や付加価値をもたらします。

高度な栽培技術

わさびは数ある作物の中でも特に栽培が難しいとされています。そんなわさびに長年向き合ってきた金印が積み上げた栽培技術を生かした原料栽培を行っています。加工わさびの製造において多くのメーカーが海外産原料を主流とする中、国内の契約栽培を維持してきた経験やノウハウを、近年ではわさび以外の作物で活用しています。

企業ならではの対応力

事業の母体が食品メーカーであるため、個人農家では栽培が難しい人手や設備投資が必要な作物も対応しています。また、バイオテクノロジー分野の独自の研究機関を持っているため、品種開発や苗生産から協力することが可能です。

CASE

かぼちゃ栽培

2019年よりかぼちゃの栽培を行っています。かぼちゃは傷が付くと痛みやすく手作業での収穫が不可欠です。収穫が重労働であるため生産者が減少しており、原料不足が課題とされる作物であったことから、栽培を始めました。金印では、甘味が強く加工用に向いている品種「えびす」を主に栽培しています。
また、栽培を行っている「二見ヶ岡農場」は網走市の未活用公用地を農地化して借り受けています。本事業を通して、自治体と連携しながら地域振興や産業創出を推進しています。

CASE

ブルーローズ栽培

「夢の花」と言われるブルーローズを北海道網走で栽培しています。バラには本来、青い色素を作る遺伝子を持たないとされており、ブルーローズの作出は極めて難しいとされています。同じく栽培が難しいとされる本わさびの栽培技術が生かせることから、2015年より栽培研究を開始。寒冷地での栽培は「不可能」と言われていましたが、専門家の指導いただきながら、見事「夢の花」を網走の地で咲かすことに成功しました。現在は主に化粧品などに使われる機能性バルク素材の抽出原料として栽培を行っています。

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