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ABOUT WASABI

本わさびについて

古くから日本の食卓で親しまれてきた「本わさび」。
日本原産の植物で鼻にツーンと抜ける辛みと爽やかな香りが魅力の香辛野菜です。

本わさびとは

Wasabia japonica
アブラナ科、ワサビ属で日本原産の多年草植物です。栽培法には山間地の湧き水や清流の流れる渓流で栽培される「沢わさび」と植物分類上は同じで湿気の多い涼しい土地の畑で栽培される畑わさびがあります。沢わさびの栽培は最適温度が12℃~13℃で、盛夏でも16℃以下であることが望ましく、澄んだ豊富な水量を必要とすることから、日本でも限られた場所でしか栽培できない植物です。

本わさびの栽培

沢わさびの栽培風景
畑わさびの栽培風景

本わさびの花

わさびは春先に可憐な白い十字花を咲かせます。花が咲く直前に一つ一つ丁寧に手で摘み取った蕾の付いた花茎をしょうゆ漬けした商品もあります。

本わさびの極意

わさびをもっと美味しく
いただくために

おいしいわさびの選び方

  • 緑色が鮮やかな物 緑色が鮮やかな物

    みずみずしく鮮やかな緑色のもの

  • 香り・辛味が強いもの 香り・辛味が強いもの

    辛味があるのは当たり前ですが、後味に甘みがあり、香りが強いものがよい

  • ズシリとした重み ズシリとした重み

    大きくなくても、手にした時にずっしりとした「重み」があるもの

  • 目が詰まった感じのもの 目が詰まった感じのもの

    成長速度がゆっくりなほど、肉質が緻密で美味しい「わさび」なので目が詰まった感じになっているもの

  • 形がよいもの 形がよいもの

    根茎は中太で、根もとから茎が付いている上の方まで同じくらいの太さで円柱形に近いもの

本わさびのすりおろし方

包丁で葉茎を切り落とします
コブをあらく削ります
たわしで表面を洗います
円を描くようにすりおろします

すりおろす際のポイントは、いかに細かく細胞を破壊し、香り・辛味を出させるかです。香りを最大限に引き出すため、ゆっくりと「の」の字を書くようにすりおろします。「わさびは笑いながらすれ」とも言われるように力を入れずに鮫皮おろし器のような目の細かいおろし器ですりおろすと、本わさびの風味をご堪能いただけます。
すりおろしたものの辛味を十分に出させるために、小さな容器に入れてふたをする、又は逆さにして置きます。すりおろして3~5分で香り・辛味はピークに達し、おいしく感じるのはその後30分程度です。

Column

おいしいわさびの保存方法

水気をふき取って、乾いたキッチンペーパーなどで包んで、野菜用保存袋やポリ袋に密閉してください。冷蔵かチルドで保管し、1カ月以内を目処に使い切ってください。

鋼鮫

わさびの持ち味を生かすも殺すもすりおろし方一つ、おろし方やおろし器にこだわるのがわさび通である。

鋼鮫は、本わさびが持つ 「辛味と香り」を最大限引き出すことを追求した専用おろし器です。
細かく、空気を含むようにすりおろした本わさびは「淡雪」と称されるほどで、口に入れるとふわりと解けるようにわさびの風味が広がります。
一流の料亭などで味わえる"本物の味"をぜひご家庭でお楽しみください。
「レギュラー」と「プロ」の2種類のサイズを金印わさび通信販売サイトでお買い求めいただけます。

わさび本来の香りを楽しむ
食材をご紹介します

刺身

わさびは刺身の上にのせる。わさびは醤油に溶かすとせっかくの風味が損なわれてしまいます。刺身の上にわさびをのせると、刺身の美味しさとお醤油のうま味を引き立てます。
ネタによってわさびの量を調節。あっさりとした白身は少な目に、赤身は多目に、また脂ののったトロはたっぷりとわさびをのせるのが秘訣です。

蕎麦

蕎麦、つゆ、わさびそれぞれの風味を生かす。 わさびをつゆに入れてしまうと、わさびの風味が損なわれてしまいます。わさびは蕎麦の上につけ、蕎麦はどっぷりつゆにつけずに食べるのが、それぞれの風味を生かした食べ方です。
蕎麦の合間にわさびを食べる 蕎麦にわさびをつけないで食べる場合は、蕎麦の合間にわさびを直接口に運んで、口直しとして食べます。